努力の天才になれる!成長マインドセットでイージーに生きよう!

努力で天才に勝てるのか。これは世の努力する人たちの永遠のテーマです。

しかし、実際のところ天才=見えない努力家だったりもしますので、努力する天才に勝つのは基本的に無理ゲーです。

今回は、努力の天才になるためのマインドセットについてです。

努力の天才といえば、私は、かつて人気だった漫画NARUTOのロック・リーを思い出します。なんたって、彼は忍者なのに体術のみしか使えないという素晴らしい設定の持ち主です!

しかし、彼は数々の苦難を乗り越えて、「努力することの偉大さ」を伝え、次世代につなげています。

ひろし
実は、ロック・リーにあこがれた時期があるんだ!

話が逸れましたが、キャロル・S・ドゥエック博士(マインドセット 「やればできる!」の研究 の著者)の研究からどのように思考すれば自分の能力を伸ばしていき、長期的にみれば天才に匹敵する能力を身につけられるのかということを紹介していきます。

目次

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硬直マインドセットと成長マインドセット

  • 硬直マインドセット・・・人間の才能が生まれつき決まっていて、後から性格とか能力は変えられないという考え方
  • 成長マインドセット・・・人間は努力することや自分の意思で人生を変えていけるし、考え方を変えていけるという考え方

成長マインドセットを利用すれば、生まれつきの天才にはかなわないけど、それに匹敵するような能力を身に付けることができます。

成長マインドセットは努力の天才といわれている人たちが持っている性質です。こういう人は、人間の脳というのはまだまだ可能性があって、考え方次第では成長できると考えています。

なるべく早い段階から、いくらでも成長し、能力は変えられ、人生で自分で選ぶことができるという感覚を身につけましょう。

特に子どもの教育に生かせる考え方になります。親が子供にしてあげられる事は環境整えること、好奇心を養ってあげること、成長マインドセットを作ってあげることです。

学習効率を上げる

勉強の効率上げるにはしなやかなマインドセットである成長マインドセットを持つことがすごく重要です。

2018年スタンフォード大学の研究では50分足らずの介入で、マインドセットが変わると言う研究結果が出ています。

14歳から15歳位の学生を12,542人、2つのグループに分けて、はじめのグループには、マインドセットについて解説する25分の動画を2回、20日ほど空けてから見せます。もう一方のグループは脳の構造について解説する25分の動画を2回、20日ほど空けて見せるという実験です。

違いは、マインドセット人間の脳は変わるんだと言う動画を見た学生は、平均で0.03ポイント成績が上がりました。さらに自分の脳は変わるんだと言い聞かせ、頑張った生徒は0.08ポイント成績が上がりました。さらには、赤点を取る確率が3%も低くなりました。

微々たる差のように感じますが、たった50分の動画20日間でこれだけの成果が上がっていますので、もし継続したら、凄い効果が期待できそうです。

実は、人間の知能は、若い頃はそんなに大きな差はありません。大人になってからも学び続ける人と学ばない人との差は、年を取るに従って大きく開きます。

積み重ねてきたものの総量が年齢が大きくなれば、大きくなるほど、差が出てきます。その差は成長マインドセットを持っているかどうかで決まっているのです。

特に、一つのことに長期間集中できず、飽きっぽい人はこの成長マインドセットを持つことで威力を発揮できます。なぜなら、すぐに飽きるという特性を持っている人は、退屈な毎日を避けるには、次に進めるしかないからです。

さらに、面倒くさがりの人は、いかに一つの作業に対して、手順を減らすかということを考えます。要領よく成果を伸ばしつつ、手間を減らす方法を考えることに長けています。

成長マインドセットとは

では、どうやって成長マインドセット「やればできる」と言う感覚を身に付けるのでしょうか。

硬直マインドセットに至る根底にあるのは不安だからです。自分は大した事ないし、得意な事は何もないと思ってしまってるのです。それを、成長マインドセットに書き換えることで、失敗しても試行錯誤が楽しくなります。

なぜなら、成長マインドセットを持っている人は、多くの挑戦をして失敗してもへこたれず、自分が努力すれば物事が変えられ、努力しだいでは、それ以上の大きな変化が起こせる。それが楽しくて楽しくて仕方がないので、努力を自然を行えるようになるからです。

結果、人生がイージーモードになり、何度でもトライアンドエラーができます。

努力の天才になるためには5つのポイント

  1. 才能よりも努力に目を向ける
  2. 結果と努力を正しく結びつける
  3. どこまでが自分の努力で可能なのか
  4. 嘘でも良いから進んでる指標(工夫の数)を見つける
  5. 脳を常に成長マインドセットに入れる

才能よりも努力に目を向ける

成果に固執せず、才能が努力の先にあるかもしれないけど、別になくても良いと考えます。楽に努力する方法、努力を楽にする方法を見つけます。

自分に能力があると思うと慢心してしまいます。怠けてしまうから、相手を見るときも自分の能力を基準にして考えてしまいます。又、自分に能力がないと思っている場合も、自分は才能がないからといった、硬直マインドセットに向いてきます。

そういった状況は望ましくありませんので、才能よりも努力が出来たかどうかが大事です。

失敗が怖いからと言うのは、硬直マインドセットがかかってしまってるかもしれません。それは、親や上司などから能力に目を向けられているからかも知れません。

子供を例にあげると「頭がいいね」と知能を褒められるとテストの点数にこだわってしまい、カンニングしやすくなったりとか、自分がどれだけ頑張ったり、頑張る過程で工夫したことに目を向けなくなる。ゆえに粘り強くなくなり、新しいやり方で工夫していくことがなくなります。

さらに、失敗すると忍耐力がなっているから、勉強量が減る。一回の失敗で挫折する天才は「君は才能あるから絶対うまくいくよ」と言われているのに、失敗すると「なんだ才能ないじゃん。ダメだこれやっても」とやめてしまう。

褒めるなら努力と戦略と選択を褒める

単純に努力を続けるのは大変ですので、努力を続けるための方法が戦略、戦略に対してどういう選択をしたかを考える。

例えば、ブログを書く場合は継続そのものが大変ですので、

参考

子供が起きていない時間帯に書くのが一番効率が良い(戦略)

自分が一番モチベーションを保てる時間は早朝か夜どちらか試してみたら、意外と夜だった(選択)

又、うまくいかなかった場合も、失敗も努力と戦略と選択を振り返ります。例えばテスト前での失敗なら

参考

テスト2,3日前に動画を見まくったから、努力を踏ん張る方法を考えないと(努力)

もうちょっと余裕を持ったスケジュールを立てて復習すべきだった。余裕がなかったから焦ってこんなことになったから、今度はさらに一週間前から対策しよう(戦略)

最初から難しい問題集をしなくて、レベルを落としてモチベーションを保ってやろう(選択)

こういった能力に関係ないところに目を向ける必要があります。

結果と努力を正しく結びつける

とはいえ、結果は大事です。しかし、結果と結びついた努力を探す必要があります。

例えば、あの神社にお参りに行ったらビジネスが良くなるからと社員全員で行くといったような、因果関係が全く結びついていないことがありますが。

そうではなくて、業績が良くなろうと悪くなろうと、どの努力が結果に結びついているか、どの戦略が良かった・悪かったか、どの選択が良かった・悪かったのかと考えましょう。

結果と努力を正しく結び付けましょう。

どこまでが自分の努力で可能なのか

努力したからといって全て報われないことがあります。

例えば、7割がうまくいったとして、3割くらいは業界、周辺状況、相手の考え方など自分の努力ではどうにもならないことがあります。

ニーバーの祈り「神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。変えるべきものを変える勇気を、そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい」

どこまで自分の努力でできるのか、努力でできないのかを考えましょう

努力できるところは、総時間ではなく、戦略と選択を意識しましょう。

いかに正しい結果に結びついた努力をするのかと、楽をするために最低限な努力を選択していきましょう。

嘘でも良いから進んでる指標(工夫の数)を見つける

先行きが見えないものは、モチベーションがなくなります。

そういった場合は、嘘でも良いから進んでいる指標を見つけるとモチベーションが上がるという研究もあります。

どれだけ工夫したかという数を数えます。工夫をし続けていけば、結果が出ようが出なかろうが、進んでいるような気がします。

又、工夫の数から人生の転換点を設定すると進んでいる感じがより明確になります

脳を常に成長マインドセットに入れる

楽を求めつつ、成果をあげることを考えます。楽をするには成長するしかないと考えます

例えば、筋トレの場合、50kgのバーベルを上げるなら、初めはきついですが、筋トレをすることにより徐々に楽なっていきます。

短時間で良い戦略をとり、良い選択をすると最低限のルールに乗り、成長します。

もっと楽にするにはどうすれば良いのか?もっと簡単にするにはどうしたら良いのか?と考えましょう。

すると自然に成長マインドセットに入れるようになります。

おわりに

最後の楽をするために努力をする。これが人間の本質という考え方は、私も激しく同意です。

「苦労は買ってでもしろ」と昔はよく言われていましたが、苦労したのに、成長していなかった場合、それに気が付くと恐怖です。それが硬直マインドセットのきっかけになっているかもしれませんから・・・

私は、成長マインドセットを身に付けてイージーに生きます。

今後ともよろしくお願いいたします!

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この記事を書いた人

HTサポートワークス代表
・設備設計
・生成AI×DXコンサルタント
・会社員時代社内DXにて年間休日90日から120日に
・残業ゼロ計画施行

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