挑戦力が高まる不安との付き合い方【心理学】
皆さんは不安を感じたときどうされていますか?
不安を放置しておくと次のようなことに陥ります。
不安を感じる→ストレスを感じやすくなる→怖くなる→さらに、怖くなったことで不安を感じる→挑戦力がなくなる
→変化しない→不安を感じる→ストレスを感じやすくなる・・・無限ループになります。
そうならないために、不安を感じたらチャレンジを増やす方向にストレス対策をしていきましょう。
つまり、ストレスはアドレナリンに変えていって挑戦を増やしていくしかありません。
挑戦をしていくうちに、前に進めるという感覚を得ることで安心感を持てます。
ただし、挑戦したらすぐに結果が出ると勘違いしてはいけません。。結果が出ないことも当然あります。
挑戦していることによる経験や知識などの実力は、少しずつ右肩上がりに上がっていきます。そして、成果はタイミングを待ちしてる時に急激に上がります。
それまでは、挑戦は続けていかないといけません。挑戦し続ける事で不安対策になります。
メモ
不安を感じる
↓
ストレスをアドレナリンに変えて挑戦
↓
前に進める安心感
↓
挑戦し続けることで不安軽減
前置き長くなりましたが、挑戦力が高まる不安との付き合い方を紹介します。
不安から得られるもの
- ストレス指標の高い国ほど長寿で幸せ「ストレスパラドックス」
- 不安を避けずに、ネガティブさを軽減させる活動
- 不安があるか無いかより、どう捉えるかで結果が変わる
ストレス指標の高い国ほど長寿で幸せ「ストレスパラドックス」
ギャロップ社が行った世界規模の調査では、ストレスを感じたかどうかの自己採点でストレスを感じた人が多い国ほど、幸福度や満足度が高く、GDPと平均寿命も高いという結果がでました。
これは、「やりがい」があるかないかの違いです。人は、やりがいを求めて何かにチャレンジしたり、自分の可能性に挑戦しているときには、必ずストレスを感じるものです。
そういったストレスから逃げずに挑戦をしてきたからこそ、人間は、命の危機があっても乗り越えて生き残って来れました。
ストレスをむやみに避けようと思うのはもったいないことです。
昨日のストレスを今日の力に変えて、今日のストレスを明日の力に変える
ストレスと言うものは二面性があります=「ストレスパラドックス」
ストレスが大きいほど悩みが大きくて不幸になるように思えますが、ストレスが大きくなるだけでなく幸福度も上がります。
ストレスを感じることで乗り越えて幸福になり、ストレスは喜びを感じることができると人生のスパイスとなります。
ただし、成長とか達成感を得るためのストレスでないといけません。
ストレスを感じやすい人のほうが、ストレスを乗り越えることが有意義と感じている人が多いため、ある程度はストレスはあった方が良いと考えています。
又、ストレスの利用方法として成長促進剤にもなります。とはいえ、自分が成長できる範囲のギリギリのストレスがちょうどいいとされています。
不安を避けずに、ネガティブさを軽減させる活動
ストレスに関する研究で1000人以上を10年を追跡調査してわかったことです。
今の世の中は、ストレスは極力ない方が良い。ストレスを避けることが大事と考えてられますが、ストレスを避ける人ほど鬱になるという研究結果も出ており、ストレスを避けてしまうと、人生の意義すらも感じなくなってしまうみたいです。
それでは、良くありませんので、ネガティブな部分だけ軽減しましょう。
まめにストレスを発散しましょう
ストレスの解消法はたくさんありますが、皆様の好きなことをコンスタンスにしていき、ストレスを溜めないようにし、普段からストレスに強くなる習慣を心がけていきましょう。
ストレス解消の参考としてご覧ください。
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又、1998年、3万人に対して1年間追跡調査によると、ストレス強く感じたという人で、そのストレスが自分に害を与えると考えている人は43%死亡率が高まるといった結果がでています。
不安は成長になります
「ストレスは成長につながる」と考えている人は、免疫活動、脳の働き、寿命が伸びるという特徴が現れます。
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)が分泌され、肌の若さ等、アンチエイジングの効果で若く見えます。
「ストレスは身体に悪い」と考えている人は、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌により、より疲れた表情になります。
又、不安が多くある人は、分析力と判断力を高めることができます。そういった人は、深い思考と洞察力で普通は気付かないようなことに気付いたりできます。
そして、ストレスを成長のための試練と捉えられる人の方が、乗り越える糸口と何が学べるかと言った細かいところを見られるから、得られる情報や経験の吸収率が増えます。不安な人の方が学びが深くなるのでラッキーと捉えよう。
さらに、反芻思考(はんすうしこう)、は2種類あります
意図的反芻思考をしましょう
- 侵入型反芻思考・・・嫌なことが幾度となく勝手に浮かんできて、心を奪われる思考。仕事に手が付かない。
- 意図的反芻思考・・・自主的に思い出して紙に書いて不安と向き合う。尚、書けなくなったときに向き合ったと言える
少し大きな目標を立てましょう
自分より少し大きな目標を立てましょう。自分だけが良くなることではない大きな目標も立てると継続してメンタルを強く保つことが出来ます。
例えば、自分の担当のプロジェクトだけでなく、会社全般のプロジェクトの向上に貢献するような、提案を考えるとか。
不安を逆手にとりましょう
不安を逆手にとりましょう。チャレンジ反応を高めていきます。このときの体中にエネルギーを運ぶため心臓がドキドキしているかと思いますが、同時にアドレナリンがドバドバ出ている状態、ハイパフォーマーになっていると考えます。
- 不安を受け入れる人ほどカラオケのキーを外さない
- ドキドキしやすいけいたんの方がミスショットしにくい
- 試験中
不安があるか無いかより、どう捉えるかで結果が変わる
不安があることで結果が出たり、もしくは結果が出ないときもあるが、どう捉えるかで結果がかわります。
特に、ハイパフォーマンスの人は結果がでます。
そもそも、本番前に不安がない方が危ないです。リラックスのしすぎで凡ミスが増えたり、ケガをしたり、洞察力や直感が減るから思考力が浅くなってしまいます。強制的に運動でアドレナリンを出していきましょう。
不安はエネルギーの源と考えましょう。もし、納期遅れによる焦りを感じてるなら、「まだまだ行動しろ、向上心があって前に進める力が残ってるんだ」と不安は力と考えると成果も高くなり、疲労物質の新陳代謝改善によるのか、疲れを感じづらくなりました。
応援してくれると感覚をもちましょう。とにかくこちらから相手への応援を始めましょう。そうすれば、そのうち友人になって応援してくれる人が必ずいると思いましょう。
応援してもらうだけで、人間は限界を超えることが出来ます。マラソン大会にしてもそうですが、ギャラリーからの声援がなければ、最後まで完走できなかったかもしれません。
おわりに
今回は、挑戦力が高まる不安との付き合い方(心理学)ということでしたが、いかがでしょうか?
挑戦は割と難しくありませんので是非行動して挑戦力を高めていきましょう!
それでは、また次回よろしくお願いします!