変な思い込みをなくす(デバイアス)の方法と実践した感想【12選】

恋人に頭が固いって言われたけど、職業しかたないじゃないか

何か人に言われるたびに、こうでなくてはならないという思いに縛られていませんか?

又、何かに挑戦したいけど一歩踏み出せないことはありませんか?

そういったことは、実は誰にでもあることでしょう。とはいえ、正直なところ、あまり面白くはないんじゃないでしょうか

それは、あなたの中にある「バイアス」のせいかもしれません。それがあなたの新しい視点を阻んでいるからです。

そこで、バイアス解除の方法として12の方法があるのでご紹介いたします。

目次

ひろし
デバイアスをマスターして新しい視点に目覚めよう!

デバイアスの12の方法

私たちは直感で決めても失敗するし、熟考しても失敗することがあります。バイアスというのは、瞬間で決める直感とゆっくり考える論理の対立により生まれます。

バイアスとは思考の錯覚・思い込みなどのことをいいます。

何度も繰り返してしまう失敗。(例:同じタイプの異性に振り回されるとか)そこには、私たち人間にある「変わりたくない」という思いがあるから同じ失敗を繰り返します。

さらには、新しい視点が生まれないようになります。(2013年、ペンシルバニア大学の研究により)

  1. 教育
  2. One at a time
  3. 前向きハインドサイド
  4. 弁証法的ブートストラップ
  5. 問題分割
  6. タイムアンパッキング
  7. チェックリスト
  8. インセンティブ
  9. アカウンタビリティー
  10. 計画プロンプト
  11. ホースブレイクをつくる
  12. アドバンスチョイス

教育

とにかく、勉強し続けましょう。

特に専門家は、バイアスにかかり凝り固まってしまうことがありがち。勉強し続けましょう。統計学や確率統計の勉強が新しい視点を手に入れ、バイアス解除になります。

ちなみに、勉強をやめるとまたバイアスにかかるとのことです。面白いですよねw

感想

数年前までは起こるかわからないようなことに悩み苦しんでいましたが。読書や勉強をすることで悩みの解決策を多く知ることができました。

そういう意味ではバイアスにかかりにくくはありますが、自分は勉強してるから!っていう自信が幅広い価値観を否定することもあるので

それはそれでバイアスなのかもしれない。

One at a time

選択肢をひとつずつ吟味しましょう。

例えば、A~Dの選択肢があるとしたら、通常は、A~Dの共通の部分で比較していきますよね?例えば、生活用品として、金額、機能、口コミなど。

しかし、これではそれぞれの金額やレビューといった部分に引っ張られて判断しがちです。そうなるとその商品の本当の良さに気が付かずに買い物して失敗するかもしれません。

そういったことを防ぐために一つの商品ずつ吟味していきます。

Aのトイレットペーパーとしたら、この商品は安いけど、量はまぁまぁ。質はいまいち。香りは悪くない。Bのトイレットペーパーとして、この商品は高いけど、量は少ない、質は結構良し。香りはめっちゃ良い

といった結果だったとしたら、一つ一つの商品に対して、理解が深まり公平な判断が出来る。

感想

関係ない話ではありますが、他の投資の仕方もありますが積立NISAを検討してました。その際に一つ一つ銘柄を確認していましたが、数ある選択肢のなかで伸び率が安定して高いところと、リスクヘッジをかける銘柄にも少しずつ入れることにしました。結果はわかりませんが、悪くない選択と感じております。

前向きハインドサイド

自分が失敗するとしたらどういったことだろうか?といったネガティブなことを想定し、前向きに対処方法を考える。

人は、成功確率を過剰に見積もり、自分にとって都合がいい情報や自分の考え方を支持するような情報に意識が集中して視野が狭くなりがちです。

あえて、うまくいかない場合のネガティブな想定をすることで、「自分の考えは正しい」というバイアス解除につながる。

感想

自分が正しいと思って正論ばかりで反感を買う ← 昔の自分

ときには正論を崩す(ある意味ええ加減)しなやかさを持つことで今のほうがうまくやれてる感じがします。

弁証法的ブートストラップ

直感で判断した理想的なケースと全部外れた最悪のケースの中間を選択する。

その結果、バイアスに支配されないバランスのとれた決断となる。

理想的なケース(大企業)、最悪のケース(無職)の場合なら、バランスが取れた(将来性のあるベンチャー企業や起業)といった、選択をする。

感想

夫婦共働きですがどちらかというと衰退する業界に二人ともおります。少し意味合いは違うかもしれませんが、副業から違うスキルを身につけ職を失わないように行動してます。

問題分割

悩みを小分けしてプロセスを増やすことで判断する回数を増やす。

人は自信過剰に考えてたり、自信過少に考えたりすると問題が大きくなります。そういうときには、問題を小さく分けるとバイアス解除しやすい。

オールオワナッシングでは、解決が難しい。

例えば、分割した10個の問題を1つずつ判断したらデバイアスしやすい。

新たに会社に就職する(問題)→ 友達できない、上司とうまくいかない、会社がもたないなどの悩み。友達ができなくて上司ともうまくいかないなんて起こりえない。会社が数年で倒産するかも?なんてことなら、ほぼそんなことはあり得ないでしょう。

このように抱えている問題を細かくすると実は大丈夫なものだと気がつきバイアス解除されます。

感想

主に仕事で活用してますが、頭を抱えたくなるような厳しい状況でも問題を分割するだけで少しでも物事が進められる。

少しでも進んでいる感があるので「どうしようもない」から抜け出すことができるので以前より不安感が少なくなり良かったです。

タイマーパッキング

目標などの事柄に関して、時間を区切って考えましょう。

3か月後はこういった目標を達成する → 2か月はどうすべきかイメージ → 1か月はどうしているかイメージ。

時系列で区切り、目標からの逆算して考え、そのとき必要なことを具体的にイメージをすることによって、バイアス解除をし、新しい視点を得るきっかけになります。

感想

未実践ですがこれからフリーランス活動していく上で活用する予定です

チェックリスト

一定のアクション(習慣)とルールをくっつけて実行する。

例:お昼ご飯を食べる前に必ず運動するとか。お昼ご飯を食べたら、読書をするとか。

to Do リストではなくて、やることとそれに合わせたルールを作る。人はやることを覚えつづけることはできないので、決まったアクションにルールをくっつけることで継続しやすい。

ただし、チェックリストにないものはできないというデメリットもあるので、出来る限り細かく作っていくことが重要。

感想

未実践ですがこれからフリーランス活動していく上で活用する予定です

インセンティブ

ご褒美でモチベーションを上げることで、わかっているのにできないバイアスを克服する。

正しいと分かっていることができない時、答えがわかっているのにできない時にこのインセンティブが役に立ちます。又、答えが分かっているのに回数を増やせないことも含めます。

例:タバコは身体に悪いから減らすべきとわかっているのに減らせない →  タバコが減らせたら一月に休日の2日間、自由に遊びに行っても良いというご褒美 → タバコを減らすことができる

感想

副業でブログとYoutubeをやるよりもプログラミングの方が成果が出るのが早いとわかっていても、こだわり過ぎていましたが欲しかったMacBook Pro を購入して気合を入れました。

このままでは小遣いが減っていくのでハングリー精神で頑張れそうです笑

アカウンタビリティー

周りの人がどう行動しているかっていうのがわかると、自分の行動も変わります。

例:投票率が集まらない時にあなたの地域では80%の人が投票してますと書かれていると自分も投票に行かなくちゃと思う思考

たまってしまうような、ついついできないことのような根が深いバイアスなら、それができてる人と仲良くすることで、自分の自制心が上がる

自分のかかっているバイアスにかかっていない人と付き合うと自分の行動が変わるということ。さらには意思が強い人と付き合うと自分の意思も強くなるといった特典も付いてきます。

感想

付き合う人を変え、行動できる人が近くにいると感じられると自分も頑張らないとやる気が湧いてます!

今までにないくらい人生が充実している気がしますね。

計画プロンプト

望ましい行動に対する詳細な計画を作りましょう。

いつ、どこで、誰と、どういう風に、何を行うかみたいな。取扱説明書のようなイメージで細かく計画する。

例:ベッドから起き上がる → 起き上がったら洗面所で顔洗う → 歯ブラシを取り出して3分歯を磨く → それからキッチンに向かうといった具合に

第三者に渡しても全く同じことができるようにする。細かく決めれば決めるほど心理的障壁が下がるという研究もあります。

やらなくちゃならないことを、やろうと思ったらできるだけ細かくステップ分けしてリスト化し、書いてみる。

効果:リハーサルになる→心理的な障壁が下がり面倒くさくなくなる → めんどくさいと考える熱が下がって望ましい行動が取りやすくなりバイアス解除されます。

感想

これは嫌な家事(食器洗い:幼少時に当番制だったので)の時に無意識ですがやってます。

給湯器の電源を入れお風呂を沸かす→ヘッドフォンをつける→ご飯をラップで包む→食器洗い・・・完全にルーティーン化してますがよく考えたらイライラしますwww

ホースブレイクをつくる

必ず休むタイミングを入れる。

ホースは「強制」、「ブレイク」はお休みという意味とのこと。

何かを判断するときは、焦って考えすぎて間違った判断になりやすい。強制的に休憩することによって、心に余裕を作ることができ、間違った判断にいきにくくすることができます。

例:1時間に1回10分休憩など

感想

今は10時半前後と15時前後に15分仮眠もしくは瞑想を入れて回復するようにしてますが、本当に余裕ができます。

納期に追われ、理不尽に晒されてるときついもんがありますので、大事なひとときです。

アドバンスチョイス

想定される状況に対する判断を事前に決めましょう。

選択し始めたときにはすでにバイアスに巻きこまれています。人は現状維持や手近なものが良いものと考えてしまいます。

そこで、何かしらの決断が必要な時はあらかじめ判断を決めておくと良いです。

例1:面倒くさいなぁと思っている間に、すぐにやってしまう。

例2:辛いなぁと思った時に、あと2回頑張ると言ったことを先に決めておく(やめる判断は3回目と決める)

仕事上の判断:手間(残業・休日出勤)を増やさないでできる工夫を3つ考え、全ての工夫を試した上で、変わらなければ手間(残業・休日出勤)を増やす。

感想

例1はやってますね。苦手・嫌い・時間がかかる・面倒なことを先にしてしまった方が、全体の効率が高いのでそうしてます。

精神的に面倒なことは負荷が大きいですから、エネルギーが多い時にするのが比較的楽なんじゃないかなと思ってます。

おわりに

結局のところバイアスにとらわれてしまうのは、勉強不足だったり、価値観が古かったり、準備ができてなかったり、休むことの重要性がわかってなかったり。

一番重要なのは、教育(勉強)のような気しますね。知っていることが多くても、それが決め打ちで判断できないこととわかっていれば、間違ったことにはならないでしょうしね。

ということで、今後もよろしくお願いいたします!

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この記事を書いた人

HTサポートワークス代表
・設備設計
・生成AI×DXコンサルタント
・会社員時代社内DXにて年間休日90日から120日に
・残業ゼロ計画施行

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