怒りは意識的にコントロールしよう!
上記のとおり、結論ですが怒りは意識的にコントロールしましょう!
皆さんは、相手に怒りを覚えたときはどうされていますか?そのまま相手に怒りをぶつけていませんでしょうか?
すみません。正直のところ私はそういう部分がありますので、自己反省の元、この記事を書かせていただいております。
この記事では怒りを意識的にコントロールする理由、どういった効果があるのかなどをお話いたします。
怒りをコントロールしないと・・・
これから、とある一日の夫婦のやり取りをピックアップします。
何回言ったらわかるの?
置いてるんやん!イチイチうるさいねん!
という、一見たわいもないことが、この先、大きな喧嘩になるという予想ができますよね?
そうです。怒りを感じるところまでは仕方がないのですが、この怒りをぶつけてしまうと、相手も怒りを継続することになり、さらもその怒りを返されると、意地の張り合いになりますので、仲直りするのもスムーズにいけないこともあります。
そんな状況は避けたくないですか?夫婦なら、できることなら明るく楽しく過ごしたいですよね?
しかしながら、これから紹介するのは、そんな怒りのぶつかり合いを止める方法ではありません。
ぶっちゃけ、始まってしまった怒りのぶつかり合いを止めるのには、どちらかが気付いてブレーキをかけるか、怒りが収まるか、逃げるしか方法がありませんので。
怒りをコントロールする方法は5つ
では、怒りをコントロールする方法を5つ紹介いたします。
- 睡眠時間を確保する
- 自分を客観的に把握する
- 6秒我慢する
- その場から立ち去る
- 言葉で感情を上書きする
1.睡眠時間を確保する
第一に必要なのは睡眠時間です。睡眠時間が短すぎると好きなことですら、疲れすぎていて楽しめなくなります。そうなってくると、ネガティブ面ばかりが目に映るようになり、気が短くなりがちです。どうやら、睡眠不足により、理性をつかさどる脳の前頭葉の機能低下を起こし、感情のブレーキが効きにくくなるからとのことです。
日本でキレやすい大人が増えているのは、睡眠不足だからという説もあります。夜更かしは控えるようにしたいですね!
2.自分を客観的に把握する
第二に必要なのは自己理解です。何の変哲もない、いたってシンプルなことですが、基本的なことですので、一度考えていただきたいと私は思います。
例えば、先ほどの私達夫婦の事例でしたら、何に自分(私)はイラっときたのか?そこを深堀りしてみるってことです。
a)(本を読んでる最中だったとして)邪魔をされたと感じた
b)大きい声で指摘されてびっくりした
c)「そんなもん、黙って洗濯に出してくれたら?」って気持ち
d)「いやいや、お前だって置きっぱなしのときあるで?こっちは指摘せんのにさ」って思い
こんな感じで・・・・ってあえて書くとお恥ずかしい笑
ってなことをできれば、早めに瞑想して、リラックスしながら自分を見つめなおしたり、自分を見つめなおす機会を日常に組み込むことで、ふとした拍子に冷静になれたり、良い意味で素直になりやすい状況がつくれるようになります。
又、「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という孫子の名言があります。
相手(敵)のことを知って、己(味方)のことをよく知っていれば、何回戦おうが負けることはないのだ…というわけです。
戦うわけではありませんが、己を知り、己の弱さや愚かさを全て受け入れた上で己をコントロールする。そうすることによって、より人生をラクに生きられるようになります。
3.6秒我慢する
今回のはとっても簡単です。怒りを覚えたら、言い返すのをとにかく6秒我慢してみてください。人間の怒りのピークは6秒らしく、頭の中で1から6を数えるだけでも気がそれるみたいです。
怒りのパーセンテージが下がったところで議論をすると円滑に話が進むかも知れません。
4.その場から立ち去る
夫婦共に一定以上の信頼を確保できている上で、「頭冷やしてくる!」とか言いつつ立ち去り距離を置くことで、時間がお互いを冷静にさせることができます。
しかしながら、これは賛否両論かもしれません。信頼が積み重なっていないと単純に状況を悪化させてしまう可能性もあります。
我が家の場合は嫁さんが
と距離を置いてくれるのでうまくいってます笑
5.言葉で感情を上書きする
先ほどの会話をこのパターンで上書きしてみましょう
何回言ったらわかるの?
こんな感じですね。ここで注目なのが受けた瞬間はイラっとしていながら、ポジティブな言葉掛けをしたというところです。
ちなみに、イラっとせず快くならベストですよ!しかし、多分小さなモヤっとした感情はあるはずだからと残しておきました笑
感情の流れとしては、下記のようになります。
ⅰ)怒りを覚える
↓ 可能なら6秒我慢
ⅱ)怒りを自覚し受け入れる
↓
ⅲ)ポジティブな言葉をかける
↓ 相手の感情が変わる
ⅳ)自分の怒りが収まる
こんな感じですね。相手にとってポジティブな言葉をかけることで、自分の心境をポジティブに変えてしまえるということです。
やっかいな感情もありますので、正直、意識をしないとできないことです。しかし、意識をすることでもたらされる結果は良いものです。
喧嘩になることもなく、仲直りする必要もない。相手も気持ちが収まりやすいですよ!
まとめ
今回は怒りは意識的にコントロールしよう!をテーマにしました。先ほどご説明した怒りコントロール法を意識的に使い、身に付けることができれば、夫婦関係のみならず、あらゆる人間関係がスムーズになることで、嫌な人間関係が少なくなり、日本人の幸福感も得やすくなればと願うばかりです。
最後までご覧いただきありがとうございました。また、次回よろしくお願いします!